動画 エネルギー・環境
「地球は温暖化しており、その主因はCO2である」というIPCCの仮説は完全に崩壊している。最新の論文によれば、 ①そもそも地球温暖化の観測には都市熱がかなり混入している。 ②IPCCの気候モデルでは太陽光の強さは過去も未来も一定と「仮定」しているがこれに科学的根拠はない。気候モデルでは観測された温暖化はCO2が主因であると教え込まれて(チューニングされて)いるにすぎない。 ③太陽光の強さが長期的に変化するという気候モデルを構築すると、都市熱の影響を取り去った正味の気候変動の観測と、整合的なものになる。
大気科学の第一人者である田中博筑波大学名誉教授から、杉山大志研究主幹がお話を伺います。
講演資料はこちら → 田中先生講演資料 気候変動は太陽が原因か?(PDF)
解説記事
〇「間違いだらけの地球温暖化論争」田中 博「茗渓」1119号 1119.pdf (meikei.or.jp)
論文
〇Soon, W.et al. (2023) https://www.mdpi.com/2225-1154/11/9/179
〇堅田 元喜 (2023) ダイナミックな太陽活動が過去の気温上昇をもたらした? – NPO法人 国際環境経済研究所|International Environment and Economy Institute (ieei.or.jp)
筑波大学名誉教授
1957年生まれ。米国でPh.Dを取得し1991年に帰国。専門は大気大循環研究。1994年から22年間、日本気象学会常任理事を務める。近著に「偏西風の気象学」、「はじめての気象学」、「地球大気の科学」など。NHK高校講座、「地学」の放送講師を1995年から10年担当。放送大学「はじめての気象学」の放送講師を2015から担当中(2026年まで)。